弊社は、第二次世界大戦前の昭和8年6月に祖父である間瀬静吉が個人創業し、戦後間もない昭和21年5月名古屋市東区葵に電気工具店(葵電気有限会社)を開業しました。業種は電機器具の修理だったそうです。その後、名古屋鉄道の踏切工事を主としていましたが、当時は大変危険な状況での作業で事故のリスクも多く『社員、仲間を危険作業に従事させる事を避けたい』との思いから、一般電気工事業へと進みました。
先代の父である間瀬静英が入社した昭和39年頃から空調衛生設備工事業にも力を入れる様になり、『電気・空調衛生工事』の一括受注が出来る体制を敷いておりました。昭和48年の「オイルショック」は日本国内の殆どの企業に大激震が走り、弊社にも「大不況」という大波が押し寄せて、その後しばらくの間は社員力を合わせて乗り越えてきたという話をよく聞いておりました。『人との出会いを一番大切にしている』との先代の信条から、建設会社・設計事務所・ディベロッパーとの御縁で力強く発展し、平成2年に本社ビルを建設することが出来ました。また『電気・空調衛生工事』の一括受注から『空調衛生工事』に特化し邁進することになったのもこの時期です。
葵電気工業に集まって働く我々は『縁あってこそ』の思いから、その『縁』に重きを置いてとことん社員とその家族の幸福を追求すること、それが社業の発展につながることと信じています。仕事にやりがいを持って、充実した人生の実現のためには色々な世代のステージで仕事と治療の両立、子育て、介護など様々な状況においてサポートしながら継続して働く環境を整えていくことが社会貢献として、社員=家族として出来る一つと考え、今後も力強く発展出来る様にすすめて参ります。